スティッチについての面白いウワサを聞いたことがありますか?
実は、インターネット上で「スティッチのモデルはゴキブリだ」という驚きの都市伝説が広まっているんです。
「スティッチはゴキブリの妖精ではないか?」なんて噂まで出ているようですよ。
でも、ちょっと待ってください!
これは完全なデマで、真っ赤なウソなんです。
では、なぜこんな噂が広まったのでしょうか?
実は、スティッチには隠されたある秘密があるんです。
今回は、スティッチにまつわる都市伝説と、面白い裏設定を紹介していきます。
スティッチのモデルがゴキブリではないかといわれる理由
スティッチの本当のモデルはコウモリ
スティッチは、悪の天才ジャンバ博士が、違法な遺伝子実験で生み出した知的生命体(エイリアン)です。
スティッチには、スーパーコンピューターや破壊プログラムが組み込まれているんです。
そして、ディズニーの番組で明かされた情報によると、驚くべきことに、スティッチの大本になっているのはコウモリだそうです。
でも、それだけじゃありません。
スティッチには、実に様々な動物の遺伝子が組み込まれているんです。
面白いことに、設定としては地球上には存在しない全く新しい生物だそうです。
しかし、ゴキブリの遺伝子は含まれていません。
なのになぜ、「スティッチのモデルはゴキブリ説」なんて都市伝説が生まれたのでしょうか?
スティッチは実は6本足でゴキブリっぽい?
「スティッチのモデルがゴキブリではないか」という都市伝説が生まれた理由は、おそらくスティッチの特徴にあります。
スティッチは、普段は4足歩行の可愛らしい姿で歩いていますが、実は6本の足を持っているんですよ。
エイリアンだとばれないように、2本の足と背中のトゲのような毛、そして触角を隠しているんです。
ちょっと昆虫っぽいですよね。
さらに、スティッチはとっても素早い動きをするんです。
ココナッツケーキが大好物なスティッチですが、実は雑食性で、ゴミや虫まで食べてしまうんですね。
スライム状の唾液を糊の代わりや遠くのものの運搬に使うが、周りにはよく嫌な顔をされる。雑食性で金属も噛み砕いて食べるが、ゴミを食べてしまうと体の調子が悪くなる。
引用元:Wikipedia
こういったスティッチの特徴から、「ゴキブリがモデルなのでは?」というウワサが広まってしまったようです。
でも、覚えておいてくださいね。
これは単なるウワサで、実際のスティッチの設定とは全く違うんです。
面白い噂ではありますが、真実とは違うということを知っておくと良いでしょう。
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スティッチの面白い裏設定6選
ここからはスティッチの面白い裏設定をいくつか紹介していきます。
- コアラや犬もモデルになっていた
- 同時多発テロの影響で内容が変更された?
- リロは登場予定じゃなかった!?
- スティッチは実はしゃべらないキャラクターだった
- スティッチ語の意味を考察
- 海外ではスティッチは不人気?
コアラや犬もモデルになっていた
実は、スティッチのデザインには、コウモリ以外にも意外な動物たちからインスピレーションを受けていたんです。
- コアラ
- 犬
まず、コアラの影響について見てみましょう。
スティッチの大きな鼻、実はコアラのかわいらしいチャームポイントである鼻にそっくりなんです。
さらに、4本の手足とかぎ爪を持つスティッチは、木登りも得意なんですよ。
これもコアラっぽいですよね。
次に、もう1つのモデルとなった動物は、犬です。
映画の中で、リロがスティッチと初めて出会うシーンを覚えていますか?
リロはスティッチを子犬と間違えてしまうんです。
この時のスティッチは、本当の犬のように大きな鼻や口、垂れた耳をしていました。
制作陣は、犬っぽい雰囲気を出すために、犬をモチーフにしたそうです。
ところで、映画には多くのエイリアンが登場しますが、実はディズニーキャラクターからインスパイアされたエイリアンもいるんです。
例えば、クマのプーさんやピグレット、ティガーをモチーフにしたエイリアンもいるそうですよ。
同時多発テロの影響で内容が変更された?
みなさん、の制作過程には、実は知られざる物語があるんです。
ディズニーが『リロ・アンド・スティッチ』を製作中だった時、世界を震撼させる出来事が起きました。
2001年9月11日の同時多発テロです。
この悲惨な事件を受けて、ディズニーは物語の内容を一部変更することを決めたのだそうです。
元々の脚本には、ジェット機が宇宙船を追うためにホノルルの街に飛び込むというシーンがあったそうです。
しかし、テロ事件への配慮から、このシーンは大きく変更されることになりました。
ジェット機は宇宙船に置き換えられたんです。
さらに、追悼の意を込めて、その宇宙船をアメリカの国旗のカラーである赤・白・青のデザインに変え、飛行させたのです。
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リロは登場予定じゃなかった!?
今では家族のような絆で結ばれているリロとスティッチですが、実は当初の企画ではかなり違った物語だったそうです。
なんと、リロの出演はごくわずかで、映画の後半になってようやく登場する予定だったそうです。
もともとの物語は、全く違う設定だったんですよ。
森の中で1人暮らしをするエイリアンが、自分探しの旅に出るという内容だったんです。
つまり、「スティッチの冒険」がメインテーマだったわけです。
そのため、リロの存在感は薄く、登場するのはかなり後の方だったり、場合によっては全く登場しない可能性もあったそうです。
これを聞くと、私達が知っている『リロ・アンド・スティッチ』とは全く違う作品になっていたかもしれませんね。
スティッチは実はしゃべらないキャラクターだった
スティッチはカタコトですが、一応人間と会話ができるエイリアン、という設定になっています。
スティッチの声にも、意外な裏話があります。
実は、スティッチは当初、全く言葉を発しないキャラクターとして設定されていたんです。
でも、映画の最後に、どうしてもスティッチに言葉を話させたいシーンがあったそうです。
そこで制作陣は急遽、スティッチを喋れるエイリアンに変更することにしたんですよ。
ここからが面白いところです。
スティッチの声を担当したのは、なんと監督のクリス・サンダース自身だったんです!
これには驚きましたね。
実は、テストのために監督自らスティッチの声を吹き込んでみたそうなんです。
すると、周りの反応が予想以上に良かったんですよ。
そのため、そのまま監督の声が採用されることになったんです。
カタコトではあるものの、人間と会話ができるスティッチの愛らしい声。
あれが監督の声だったなんて、ちょっと信じられませんよね。
さらに、映画の続編でも監督が声を演じているそうです。
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スティッチ語の意味を考察
『リロ&スティッチ』でキーになっているのが”オハナ”という言葉。
「Ohana」は、ハワイ語で「家族」という意味です。
このように、『リロ&スティッチ』にはハワイ語もたくさん登場しています。
しかし、スティッチがしゃべる言葉は、英語でもハワイ語でもなく、いうなれば「スティッチ語」です。
でも実は、スティッチ語に法則があるのをご存知でしたか?
例えばスティッチがよく言う「イヒ!」と「ナガ!」。
イヒは「Ih = うん/Yes」
ナガは「Naga = ヤダ/No」
ではないかと思われます。
- Meega = ボク/Me / I / I’m
- Achi-baba = 友達/Friend
- Goobaja = 行こう!/Let’s go
- Gaba? = なに?/What?
- Takka! = ありがとう/Thanks!
- Boojiboo = 愛してる/term of endearment (usually in the romantic sense)
などなど。
ぜひ意味を考えながら、スティッチの言葉を聞いてみてください!
海外ではスティッチは不人気?
日本では、東京ディズニーランドで「魅惑のチキルーム」や「スティッチ・エンカウンター」といったスティッチメインのアトラクションが登場したり、UFOキャッチャーの景品のぬいぐるみになったりと、特に中高生を中心に、スティッチは大人気です。
でも、海外では状況が全く違うんですよ。
実は、海外ではスティッチはそれほど人気がないんです。
海外の人々は、スティッチのルックスについて厳しい評価をしているんです。
「かわいくない」、「醜い」、さらには「怖い」なんて言われているそうです。
恐ろしいくらいの低評価だというんです。
確かに、日本でも「ゴキブリがモデル」なんて都市伝説が噂されるくらいですから、見た目が苦手という人も一定数いるのかもしれません。
さらに、凶暴な性格のエイリアンという設定も、海外の人々の心を掴むのを難しくしているのかもしれませんね。
でも、日本人にとってはそのユニークな魅力が大きな人気の理由になっているんです。
文化の違いによって、キャラクターの受け取られ方がこんなにも違うというのは面白いですね。