「猿夢」を知っていますか?
2ちゃんねるに投稿された怪談で、多くの人々を恐怖に陥れる都市伝説として知られています。
ある投稿者の夢の話です。「お猿さん電車」に乗っていたところ、突然残虐な言葉がアナウンスで流れてきます。
さらに恐ろしいことに、このアナウンスは単なる言葉ではなく、実際に乗客たちに対して行われる行為を予告するものでした。
アナウンスが流れるたびに、次々と残虐な方法で殺されていく乗客たち。そしていよいよ投稿者の番になり・・・。
今回は、猿夢にまつわる怖い話と、見ないようにする対処法について、詳しく解説していきます。
猿夢とは?猿夢の怖い話
猿夢の怖い話は、2000年8月2日に、2ちゃんねるのオカルト板「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?(洒落怖)」の初代スレッドに投稿されたのが始まりです。
猿夢とは?名前の意味
猿夢は、電車内のアナウンスの度に乗客が殺されていく悪夢のことです。
そのあまりにもおぞましい内容から、ネット上では「検索してはいけない言葉」の一つとして挙げられています。
「猿夢」という名前は、投稿者の夢に出て来た電車が、猿が運転する電車だったことに由来します。
「猿の電車の夢」、略して猿夢です。
あらすじ
投稿者は高校生か大学生の女性とされていますが、実際の性別や年齢は不明です。
夢の中で、投稿者は無人駅のホームにいました。
そこへ、遊園地にあるような「お猿さん電車」が到着します。
電車に乗ると、「活けづくり」「えぐり出し」「ひき肉」といった恐ろしいアナウンスが流れ、乗客が次々と残虐な方法で殺されていきます。
いよいよ投稿者の番になり、投稿者は「挽肉」にされそうになりますが、何とか夢から覚めることができました。
4年後、投稿者は同じような夢を再び見ます。
またしても「挽肉」にされそうになる寸前で、目を覚まします。
しかし、今度は「また逃げるんですか〜次に来た時は最後ですよ〜」というアナウンスが聞こえたのでした・・・。
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猿夢の元ネタは2chの洒落怖
2000年8月2日、当時人気を博していた2ちゃんねるのオカルト板に、「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?」というスレッドが立てられました。
このスレッドには多くの怖い話が投稿されましたが、その中でも特に注目を集めたのが「猿夢」と呼ばれるようになった投稿でした。
2ちゃんねる(洒落怖)に投稿された、より詳しい話の詳細が知りたい方はこちら↓↓
※閲覧する場合は、自己責任でお願いします。
この「猿夢」の話は、その独特な設定と展開、そして現実と夢の境界を曖昧にする結末によって、多くの読者の心に強く残り、インターネット上で広く共有されるようになりました。
都市伝説としての地位を確立し、様々な創作作品にも影響を与えています。
オチの恐ろしい後日談
この話の恐ろしいところは、後日談です。
4年後に再び「猿夢」を見た投稿者は、「また逃げるんですか~次に来た時は最後ですよ~」と警告を受けます。
そして、
次に見た時にはきっと心臓麻痺か何かで死ぬと覚悟しています。
こっちの世界では心臓麻痺でも、あっちの世界は挽肉です。。。。。。
という言葉で終わります。
つまり、3度目に「猿夢」を見た時は、本当に現実でも死んでしまうのではないかというのです。
投稿者が3度目の猿夢を見たかどうかは定かではなく、「夢で挽き肉にされたらどうなった」という報告も、その後一切ありません。
なので、真実は闇の中です。
実際に猿夢を見るとどうなる?
夢の中で挽肉にされてしまうと、現実でも命を落とすという噂があるそうです。
投稿者の3度目の夢については、情報が明らかではないようです。
その後の報告が一切ないのも、不気味さを増しています。
多くの人が「猿夢を見た」と言うのは、興味深い現象です。
これは、元の投稿がサブリミナル効果を持っていたからかもしれません。
「検索してはいけない」という警告も、そのためだと考えられるわけですね。
ただし、夢と現実は別物です。夢で何かが起こっても、現実に影響はないはずです。
万が一見てしまったとしても、夢で死ぬわけではないと思われますが・・・。
こういった都市伝説は、人々の不安や恐怖心を反映していることがあります。
心理学的に見ると、集団的な想像力が生み出した現象かもしれません。
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猿夢の対処法・回避方法8つ
猿夢の対処法については、以下のような対策があります。
- 明晰夢の活用
- 夢から抜け出す練習
- 寝る前の心理状態
- ストレス管理
- 健康的な生活習慣
- 夢の内容を共有
- 過度に気にしない
- 邪気払い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
明晰夢の活用
明晰夢(めいせきむ)とは、夢の中で自分が夢を見ていることを自覚できる状態のことです。
今回2chの「猿夢」の投稿者も、この「明晰夢」状態にありました。
この技術を活用することで、猿夢のような怖い夢をコントロールすることが可能になります。
例えば、夢の中で「自分は最強で死なない」と強く思い込むことで、夢の展開を自分にとって有利なものに変えることができます。
明晰夢の技術を身につけるには、日中に「今は夢を見ていないか」と自問する習慣をつけたり、就寝前に「夢の中で自覚する」と強く念じるなどの練習が効果的です。
夢から抜け出す練習
怖い夢から抜け出す能力を高めることも重要な対処法です。
夢だと自覚して意識的に目を覚ます練習を行いましょう。
例えば、夢の中で「これは夢だ」と認識したら、強く目を閉じて開けるイメージをしたり、体を激しく動かすイメージをすることで、現実世界に戻ることができる場合があります。
この練習を重ねることで、猿夢のような怖い夢に遭遇した際にも、すぐに目覚めることができるようになる可能性が高まります。
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寝る前の心理状態
就寝前の心理状態は夢の内容に大きく影響します。
猿夢について考えないよう意識し、代わりにポジティブな思考や落ち着く音楽を聴くなど、リラックスした状態で眠ることが大切です。
寝る前にはホラー映画や怖い話を避け、代わりに心温まる本や穏やかな音楽を楽しむことをおすすめします。
また、就寝前のスマートフォンやパソコンの使用を控え、ブルーライトの影響を最小限に抑えることで、より良質な睡眠を得られる可能性があります。
ストレス管理
猿夢の原因の一つとしてストレスが挙げられるため、日常生活でのストレス軽減が重要です。
瞑想やヨガなどのリラックス法を取り入れたり、趣味の時間を積極的に持つなど、ストレス解消に努めましょう。
また、仕事や人間関係のストレスに対しては、問題解決のアプローチを取ることも効果的です。
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健康的な生活習慣
健康的な生活習慣を心がけることが猿夢の予防に役立ちます。
喫煙を控え、アルコールの過剰摂取を避けましょう。
バランスの取れた食事を心がけ、特にビタミンB群やマグネシウムなどの栄養素を十分に摂取することが重要です。
また、規則正しい睡眠習慣を確立し、適度な運動を取り入れることで、身体的・精神的な健康を維持します。
十分な水分摂取も忘れずに行い、体内環境を整えることで、良質な睡眠につなげましょう。
夢の内容を共有
怖い夢を見た場合、その内容を誰かに話すことで恐怖心を和らげることができます。
信頼できる友人や家族に夢の内容を詳しく説明し、感じた恐怖や不安を共有しましょう。
話すことで、夢の内容を客観的に見つめ直す機会にもなります。
また、オンラインのフォーラムや夢日記アプリなどを利用して、同様の経験をした人々と交流することも効果的です。
他人の解釈や助言を聞くことで、新たな視点を得られ、夢に対する恐怖心が軽減される可能性があります。
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過度に気にしない
猿夢のような怖い夢を見た後は、その内容について深く考え込まないようにすることが重要です。
夢は単なる脳の活動であり、現実とは異なることを意識しましょう。
夢の象徴的な意味を探ろうとするのではなく、むしろ日常生活に集中することをお勧めします。
夢にとらわれすぎると、不安や恐怖が増幅する可能性があります。
代わりに、趣味や仕事など、現実の生活に注力することで、夢の影響を最小限に抑えることができます。
必要以上に夢を重要視しないよう心がけましょう。
邪気払い
精神的な安心を得るために、お守りを身につけたり、お祓いを受けたりするのも一つの方法です。
これらの行為は、心理的な安心感をもたらし、恐怖や不安を軽減する効果があります。
例えば、パワースポットとして知られる神社や寺院を訪れ、お守りを購入したり、お祓いを受けたりすることで、心の浄化を図ることができます。
また、自宅に御札を飾ったり、浄化作用があるとされる天然石を身につけたりするのも良いでしょう。
これらの行為は、科学的な根拠はないかもしれませんが、心理的な安定をもたらす可能性があります。