【怖い童謡】「かごめかごめ」の怖すぎる歌詞:「後ろの正面」の意味と歌ってはいけない理由

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日本には多くの童謡がありますが、『通りゃんせ』のように、実は恐ろしい意味が隠されている歌も存在します。

『かごめかごめ』も、子供の遊びに使われる有名な歌ですが、不気味な説がいくつもあります。

『かごめかごめ』の遊びでは、鬼役の子供が目隠しをして輪の中心にしゃがみ、その周りを他の子供たちが手をつないで回ります。

この遊びの形式や歌詞から、囚われの身の人が自分の運命を嘆いているという解釈や、口減らし、嫁と姑にまつわる怖い話など、様々な説があります。

今回は、童謡『かごめかごめ』の歌詞に隠された意味と、怖い都市伝説を紹介していきます。

目次

『かごめかごめ』の歌詞の怖い都市伝説

「かごめ」の意味は?3つの説を解説

かごめ かごめ
かごのなかのとりは
いついつでやる

『かごめかごめ』の歌詞で、まず注目すべきは「かごめ」という言葉です。
この言葉が何を意味するのか?
3つの説があります。

「かごめ」の意味
  • 妊婦
  • 遊女
  • 囲め(=罪人)

1つ目の説では、「かごめ」は妊婦を指しているとされています。
この説によれば、「かご」は籠のことで、胎盤を意味しています。そして「かごのなかのとり」は籠の中の鳥、つまり胎盤の中にいる胎児を表しています。したがって、妊婦を意味するという解釈です。

2つ目の説では、「かごめ」は「籠女」と解釈され、遊女を指すとされています。
遊女は遊郭という場所に囚われ、身請けされない限り自由になることはありません。

3つ目の説では、「かごめ」は「囲め」という意味で、罪人の心情を歌っているとされています。
罪人は四方を囲まれた牢に入れられ、処刑される際には処刑人に囲まれます。昔は斬首という処刑法があり、時代劇などでも見られるように、自分の死を間近に感じながら過ごす恐怖が想像できます。

さらに、少し怖い説として、口減らしの際に『かごめかごめ』が使われていたという説もあります。この説は遊女説とも関連し、貧しい家庭が子供を身売りする際に、誰を選ぶか決めるために『かごめかごめ』が歌われていたとされています。

もしこれが本当だとしたら、『かごめかごめ』を歌う子供たちの心情はどのようなものだったでしょうか。わらべ歌には似つかわしくない恐ろしさと、その時代の厳しさを感じさせる話です。

「後ろの正面だあれ」の歌詞に隠された真実

『かごめかごめ』では、鬼になった子供を囲んで、他の子供たちが手をつないで回ります。
そして「後ろの正面だあれ」という歌詞で止まり、鬼が自分の後ろにいる子を当てるという遊びです。

椅子取りゲームやハンカチ落としなど、子供の遊びには誰か1人がはじき出される形式のものが多いですが、『かごめかごめ』は、自分の後ろに立っている子を見つけるという独特のルールです。

かごのなかのとりは
いついつでやる

先に述べたように、「かごのなかのとり」には囚人説や遊女説があります。

どちらの説にしても、囚われの身となった人々にとって、いつ解放されるか分からない状況は非常に不安で心細いものです。

「いついつでやる」という歌詞には、一体いつ自由になれるのかという儚い希望と不安が反映されているように感じられます。

もしこれが囚人の話であれば、自由になる見込みはほとんどなく、いつ処刑されるかという絶望的な心情を抱えていたかもしれません。

よあけのばんに
つるとかめとすべった
うしろのしょうめんだーれ

  • よあけのばん:夜が明ける前の薄暗い時間帯。
  • つるとかめ:鶴と亀=祝福の象徴。

「すべった」という表現は非常に不穏で、不吉な出来事を暗示しているように感じられます。
滑るという言葉から連想されるのは、突き落とされた嫁や、刀が滑って罪人の首を切り落とす様子などです。

この短い歌は非常にシンプルですが、多くの異なる解釈を引き起こし、想像力をかき立てます。

そして「後ろの正面だあれ」という部分には、背筋が凍るような解釈が存在します。

特に怖いのは、嫁姑説囚人説です。

嫁姑説では、妊娠した嫁が神社にお参りに行った帰りに階段から落ちて流産してしまう話です。
これだけでも悲劇的ですが、実は嫁を突き落としたのが姑であるという点が恐ろしいのです。

姑が嫁の妊娠を快く思わず、故意に突き落として流産させるという残酷な行為。
そして、「後ろの正面だあれ」という歌詞は、その犯人に向けられています。

「後ろから突き落としたのは誰?」と問いかけることで、嫁の悲しみと憎しみが伝わります。
子供を失った母親の憎しみはどれほど深いものでしょうか。

一方、囚人説では、処刑を待つ囚人が斬首された際、地面に落ちた首がどこかを見つめる様子を描いています。

その首が見つめる先は、処刑人たちなのか、それとも命を奪った犯人を探しているのでしょうか。

どちらにしても、非常に虚しく、ぞっとするような解釈です。

これはとても子供には教えられない内容です。

「かごめ=六芒星」説

もう一つ、徳川の埋蔵金の隠し場所を示しているという興味深い説があります。

その理由は、「かごめ」という言葉から「籠目」が連想され、その形が六芒星を思わせるためです。

さらに、この六芒星は、徳川幕府が建てた神社や寺院を結ぶと現れる形でもあります。

したがって、籠目から導かれる六芒星が埋蔵金の場所を示す鍵だと考えられています。

徳川埋蔵金の隠し場所として有力視されるのが日光東照宮です。

その理由は、日光東照宮が六芒星の中心に位置するからです。

また、日光東照宮には鶴と亀があり、『かごめかごめ』の歌詞とも一致します。

江戸時代の埋蔵金が眠っているかもしれないというだけでも夢がありますが、その隠し場所が童歌に関連しているとしたら・・・?

徳川埋蔵金はまだ発見されていないため、その謎が人々の想像力をかき立てます。

江戸時代の宝と童歌という、一見無関係なものが結びついていることにロマンを感じるのです。

また、六芒星は徳川埋蔵金ではなく、籠神社を示しているという説もあります。

籠神社にはシンボルとして亀があり、伊雑宮の神話には鶴が登場するため、『かごめかごめ』はこの二つの場所を結ぶものとして注目されています。

謎めいた埋蔵金や神話に包まれた神社。

『かごめかごめ』の歌詞は解釈するほどに深みに引き込まれる魅力があり、今後も新たな説が生まれるかもしれません。

『かごめかごめ』を逆再生すると呪いの歌になる?

母親に見捨てられた子供の恨み

『かごめかごめ』を逆再生して聞くと、ある言葉が聞こえてきます。
それは「死ぬ」「嘘」、そして「母さんが見捨てた」という言葉。
これらのフレーズからは、「母に見捨てられた子供が死を選ぶ」という情景が浮かび上がってきます。

昔の農村では、食糧不足のために口減らしとして、幼い子供を売ることが行われていたといわれています。
『かごめかごめ』は、親に売られた子供が自分の悲しみや怒りを伝えるために、わらべ歌として広めた呪いのメッセージだったのかもしれません。
普通に歌うだけでは内容がわからないように、逆再生で聞くことで初めてそのメッセージが明らかになる仕掛けだったのでしょう。

嫌い嫌い

また、逆再生では「嫌い嫌い」と聞こえる箇所もあるそうです。
「お母さんが見捨てた」と同様に、身売りされ、捨てられたことで、母親を恨んでいる様子がわかります。

『かごめかごめ』には、いじめ説や奇形児説も存在するため、どの説を採っても憎しみや恨みの感情が込められていると考えられます。

興味がある方は、逆再生の音源をYouTubeで聞いてみてください。

『かごめかごめ』の元はヘブライ語?

かごめの歌の中にある「籠の中の鳥」という表現は、失われたアーク、つまり神器を収めた聖櫃(せいひつ)を指しているのではないかという説があります。
この聖櫃の上には、神を守るためのケルビムと呼ばれる天使像が向かい合っていると『旧約聖書』に記されています。
ユダヤの象徴である「契約の箱」が日本に到達しているとすれば・・・?
ケルビムに絡んで『かごめかごめ』の歌詞が書かれたのが事実であるならば、私たちはこの童謡を通じて、知らず知らずのうちに神宝の行方を伝え続けてきたことになります。

実は、かごめの歌詞の中にあるヘブライ語に似た言葉があるのです。
「かごめ」と「鶴と亀」をそれぞれヘブライ語に分解してみると、

  • かごめ:「khagor」と「mi」=「何を囲むのか」「何が守られているのか」「誰を守るのか」
  • 鶴と亀:「tsur」と「kamea」=「お守りの岩」

「お守りの岩」は、大きな磐座のようなものを指しているのではないかと考えられます。
もしかすると鶴亀山、または鶴岩と亀岩のことかもしれません。

このように「かごめかごめ」の意味をヘブライ語で読むと、

何を取り囲むのか?誰を囲んで守るのか?
封じて安置すべきものを取り出せ!
そして火をつけろ!燃やし尽くせ!社を根絶せよ!
造られたお守りの岩は功を奏することなく
焼かれた荒れ地は見捨てられた

引用元:古代史の研究

一方で、ヘブライ語の読み方次第では、「かごめかごめ」は単なる呪いの歌ではなく、全く異なる祝福の歌としても理解することができます。

何を取り囲むのか?誰を囲んで守るのか?
封じて安置すべきものを取り出せ!
そして火をつけろ!燃やし尽くせ!社を根絶せよ!
お守りの岩は水が湧き、荒地が支配され水を引く!

引用元:古代史の研究

このように、歌詞には二重の意味が込められており、救いの道を示す預言の言葉としても捉えることができるのです。

ユダヤの秘宝のありかを示している?

西日本で二番目に高い剣山の周辺地域には、ユダヤの秘宝が隠されているという伝説が古くから伝えられています。剣山の麓に位置する「日本のチベット」と呼ばれる交通の難所には、現在の三好市東祖谷山村があります。この村は四国の中央にあり、人口はわずか2600人余り。高山に囲まれているため、開発が遅れており、まさに秘境といえる場所です。

この東祖谷山村でも、ソロモンの秘宝とされる契約の箱が剣山の下に隠されているという伝承が続いています。村の観光案内でも公式に認知されているため、単なる伝説ではないかもしれません。

剣山の麓の祖谷地方には、古代から伝わる民謡が存在し、その歌詞には神宝やイスラエルの契約の箱について歌われているという説があります。この民謡の背景は詳細にはわかっていませんが、伊勢から神宝が剣山に運ばれたことが示唆されています。祖谷地方の民謡に神宝の移動が歌われていることは重要であり、この背景は「かごめの歌」と同じだと考えられています。

【参考文献:古代史の研究】

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