【ドラえもんの都市伝説】「タレント」の回の真相は?実際の映像や証拠画像を検証

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ドラえもんの「タレント」という謎の回について、聞いたことはありますか?

この都市伝説が広まったのは、2002年の2ちゃんねるのあるスレッドから。

「タレント」の内容は、ホラー要素が強く、意味不明な展開だったそうです。

にもかかわらず、多数の目撃者がいて、かつ具体的な放送日時も知られているという、不気味なエピソードなんですよね。

今回は、「タレント」にまつわる都市伝説と、その真偽を検証・考察していきます。

目次

ドラえもん謎の回「タレント」

そもそも「タレント」とはどういう放送回なのか?

噂によると、

  • 作画がムチャクチャ
  • ストーリーも意味不明
  • そもそも公式記録上に放送されたという証拠はない

この時点でかなり存在が怪しい回だと言えます。

面白いのは、放送された日時まで具体的に語られていることです。

1984年7月20日金曜日の19時だったそうです。

一体どんな内容だったのでしょうか?

「タレント」のあらすじ・内容

雨の日の校庭で、傘をさしているのび太がドラえもんに、

「地下世界の商店街に行ってみたい」

と言い出します。
するとドラえもんは、四次元ポケットから通常よりも大きな「通り抜けフープ」のようなひみつ道具を取り出します。
しかし、その名前が紹介されることはありませんでした。

「通り抜けフープ(のようなもの)」の中へ飛び込み、たどり着いた先は、狭い人工的な部屋。

しかも、地底のはずが、なぜかとても明るいのです。

そして、その部屋にはベレー帽を被った女の子がいました。
(ジャイ子・・・??)

彼女は、ドラえもんとのび太に封筒とインク瓶、そして鉛筆を手渡し、壁の中に消えていってしまいます。

壁に消えた女の子を追って、ドラえもんとのび太も壁に飛び込みます。

壁を通り抜けると、女の子ではなく、警察官と白と黄色の縞模様の学ランのような服を着ている青年がいました。青年はなぜか泣いています。

警察官は「君たちは撮影か?撮影ならあっちだ」と言って、床の板が木琴のように並べられている通路を案内してくれます。

その通路の先には大きな地球のミニチュアがありました。

その地球がパックリと割れ、中から黒い血のような液体が流れ出てきました。

それ見たドラえもんとのび太は驚き、恐怖で抱き合うのでした・・・。

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もう一つの「タレント」

「タレント」には、もう一つ別の説もあります。

ある日、のび太の部屋で、いつも通りび太とドラえもんがおしゃべりをしています。

すると、そこからいきなり空き地に場面が飛び、知らない人達3、4人と一緒にいるというのです。

さらに場面が飛び、商店街へ移動すると、また知らない奴が現れます。

何か会話しているようですが、無音のため、どんな会話をしているのかは全くわからないそうです。

その場面が3分ほど流れたところで、終了する・・・というものです。

「タレント」を見た人の声

「タレント」の回を見たという人のネット上の声を、いくつか紹介していきます。

終始無音だった

しかし、「地下世界の商店街」など、妙に具体的な台詞が判明しているのは、不思議ですよね。

ドラえもんやのび太の声が違っていた

音声の有無については、あまりはっきりしていません。

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タイトルに隠された怖い意味

「タレント」の回の作画が不安定だったことから、タイトルの作画も歪んでいて、正確なタイトルを把握できなかったのではないか?という説があります。

この説によれば、「タレント」はある2文字が崩れたものだというのです。

その2文字とは、「死ネ」。

常識的に考えて、こんなタイトルはまずあり得ませんが・・・。

スネ夫が死んでいた?

最近新たに言われ始めた都市伝説に、

「スネ夫が交通事故に遭い死んでしまう」シーンがある

という説があります。

しかも、瀕死のスネ夫がドラえもんに助けを求めたものの、断られたというのです。

いつからこの話が「タレント」の内容として語られ始めたのかは不明ですが、

作者である藤子・F・不二雄先生が、ドラえもんの不幸な最終回についての都市伝説が広まった際に、

ドラえもんはそのような突然で不幸な終わり方にはしない

とコメントを出しているため、あり得ない内容だと推測できます。

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「タレント」の真偽を考察

ここからは「タレント」にまつわる都市伝説の真偽を考察していきます。

「タレント」の実際の映像や証拠画像はある?

放送されたはずの映像は未だに見つかっておらず、実際の映像や証拠画像はありません

それもそのはず、この回は公式には存在しないんです。

「タレント」が放送されたとされている1984年7月20日の公式記録によると、その日は「のび太の童話旅行」と「四次元ポケットのスペア」が放送されていたのです。

ちなみに、「タレント」の再現動画がYouTubeにあるので、興味がある人は見てみてください。

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「タレント」が放送されたのは嘘?真相は?

結論から言うと、「タレント」の回が放送されたというのは、ただの都市伝説ではないかと思われます。

実際の映像が存在しない以上、真偽はかなり怪しいでしょう。

ではなぜこんな噂が生まれたのか?いくつかの説があるんです。

別の回の記憶が混ざった?

似た内容の別の回と記憶が混ざったんじゃないか、という説。

  • タイトル:「夢の町 ノビタランド」(1979年放送)
  • 冒頭:「地底の国探検」(1998年放送)
  • ラスト:「地球製造法」(1984年放送)、「風船が届けた手紙」(1994年放送)

以上の回にそれぞれよく似たシーンが存在することが指摘されています。

また、藤子・F・不二雄作品の「別のアニメの記憶が混ざったのでは?」という説も。

ビデオテープ説

当時、レンタルはまだDVDではなく、VHSのビデオテープでした。

レンタルビデオのテープが、前に借りた人のイタズラか何かで、重ね録りされており、内容が滅茶苦茶になってしまったものを、そうとは知らずに観た人が、「タレント」という回だと誤解したんのではないか、という説です。

しかし、中には「本当に存在していて、特定の条件下でしか見られなかったんじゃないか」なんて説もあるそうです。

いずれにせよ、2ちゃんねる発祥の噂なので、信憑性には疑問が残ります。

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