【怖い話】「くねくね」の正体は?検索してはいけない理由や元ネタを紹介

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「くねくね」を知っていますか?

くねくねは2003年頃からインターネット上で広まった怪談です。

2ちゃんねるに投稿されたくねくねの怖い話は、多くの人々を恐怖におとしいれる都市伝説として知られています。

不気味な体験談や多くの目撃情報によって広まり、今も語り継がれています。

一体くねくねの正体は何なのか・・・?

今回は、くねくねにまつわる怖い怪談と、その特徴や元ネタ、正体について、詳しく解説していきます。

目次

くねくねとは?くねくねの怖い話

元ネタは2chのオカルト板(洒落怖)

くねくねの元ネタは、2000年にある怪談投稿サイトに投稿された話が起源とされています。

それが改変され、2003年に2ちゃんねるの「オカルト板」に投稿されました。

これは私の弟から聞いた話であり、弟の友達のA君の実体験である。A君が彼の兄と一緒に母と田舎に遊びに行った。外は晴れていて田んぼが緑に生い茂っている頃。A君のお兄さんが窓から外を見ていると真っ白な服を来た人がいて、人間とは思えないような動き方でくねくね踊り始めた。A君もお兄さんも、最初はそれが何なのかわからなかったが、やがてお兄さんはわかったらしい。しかしA君が「お兄ちゃん、あれは何なの。わかったなら教えて」と聞くと「わかった。でもわからない方がいい」と、答えてくれなかった。今でもA君にはわからないという。私は「お兄さんにもう一度聞けばいいじゃない」と言うと、弟が答えるには「A君のお兄さん、今、精神的におかしくなっちゃってるんだよ」

引用元:伊藤龍平「ネット怪談「くねくね」考 –世間話の電承について–」『世間話研究』第18号より

見た目の特徴

くねくねの主な特徴は以下の通りです。

  1. 外見:基本的に白い色をしているが、まれに黒いくねくねも目撃されている。
  2. 動き:その名の通り、人間離れした動きで体をくねらせている。
  3. 大きさ:人間ぐらいの大きさ。
  4. 形状:靄(もや)のような姿をしている?

これらの特徴は、くねくねに関する都市伝説や目撃談に共通して見られるものです。

恐ろしいのは、くねくねが見た人の精神に与える影響です。

その正体を知ってしまうと、顔が青ざめて精神に異常をきたすことがあるんだとか。最悪の場合は命を落とすこともあるらしいです。

ゾッとしますね。

出現場所

くねくねは、主に夏の時期に出没すると言われています。

田んぼや川のそば、水辺、それに山や森の中なんかで目撃されることが多いみたいです。

地元の住民には「知ってはいけないもの」としてタブー視されていることがあります。

そして、くねくねとの距離感には要注意です。遠くから眺める程度なら大丈夫ですが、近づいたり詳しく知ろうとすると危険だそうです。

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くねくねの正体

くねくねの正体については、以下のような都市伝説があります。

自然現象と熱中症の組み合わせ?

くねくねの正体は、夏の強い日差しの下で起こる陽炎(かげろう)という自然現象と、熱中症にかかった人が案山子などを誤認したものだと考えられています。
熱中症の症状が進行すると、脳へのダメージにより精神に異常をきたしたように見える可能性があります。

夏の強い日差しの下で不可解な現象を見たら、速やかに涼しい場所に移動しましょう。

蜃気楼とカカシ?

田んぼに立っている普通のカカシが、蜃気楼によって歪んで見えたものではないかという説があります。

くねくねは白い色をしていることから、白い服を着せられたカカシを、見間違えたのではないかという説も。

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「くねくね」と検索してはいけない3つの理由

ネット上では、「くねくねと検索してはいけない」と言われています。

なぜ検索してはいけないのか?

恐ろしい怪談話の一つとして知られている、「くねくねを見ると発狂してしまう」というウワサが広まり、写真や動画を見るだけでも危ないのではないかと思っている人もいるようです。

それが「検索してはいけない」と言われる理由みたいですね。

でも、実際のところはどうなんでしょうか?

実は、写真や動画を見るだけなら大丈夫なのだそうです。精神に影響はないんだとか。

ちょっとホッとしますよね。

ただし、くねくねを検索することは、思わぬ危険を伴う可能性があります。

くねくねを検索してはいけない理由は、以下の通りです。

  • 精神に異常をきたす可能性があるから
  • 怪談の面白さが失われるから
  • 不適切なコンテンツに触れる可能性があるから

それぞれ詳しく解説していきます。

精神に異常をきたす可能性があるから

「くねくね」を検索すると、精神的な影響を受ける可能性が高いのです。

怖い映像や不気味な情報に触れることで、心の健康を損なう危険性があります。

実際に、くねくねの情報に触れた人には以下のような症状が見られることがあります。

  • 不安や恐怖感が増大する
  • 夜眠れなくなる
  • 現実と非現実の区別がつかなくなる
  • パニック発作や強迫観念に襲われる

これらの症状は、日常生活に支障をきたす原因となる可能性があるのです。

心の健康を守るためにも、「くねくね」の検索は避けた方が賢明でしょう。

あなたの精神衛生を大切にするためにも、怖い情報には近づかないようにしましょう。

怪談の面白さが失われるから

くねくねを検索すると、怪談本来の魅力や楽しさが失われてしまう可能性があります。

怪談は想像力を働かせることで面白さが増すものですが、詳細な情報を知ることでその余地がなくなるのです。

怪談の面白さが失われる理由には、以下のようなものがあります。

  • 想像の余地がなくなり、怖さが薄れる
  • ネタバレにより驚きや衝撃が減少する
  • リアリティが失われ、現実味がなくなる
  • オリジナルの話から派生した情報に惑わされる

これらの要因により、くねくねの怪談が持つ本来の魅力が損なわれてしまうのです。

怪談を楽しむためには、適度な情報量で想像力を働かせることが大切です。

あなたが怪談を楽しみたいなら、くねくねの詳細な情報は避けた方が良いでしょう。

不適切なコンテンツに触れる可能性があるから

くねくねを検索すると、意図せず不適切なコンテンツに触れてしまう危険性があります。

インターネット上には様々な情報が存在し、中には有害なものも含まれているのです。

不適切なコンテンツには、以下のようなものが含まれる可能性があります。

  • 過激な暴力描写や残虐な画像
  • 性的に露骨な内容
  • 違法行為を助長するような情報
  • 誤った情報や根拠のないうわさ

これらのコンテンツは、あなたの心身に悪影響を及ぼす可能性があるのです。

特に、年齢や感受性によっては深刻な影響を受ける可能性もあります。

あなたの安全を守るためにも、くねくねの検索は控えめにした方が良いでしょう。

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くねくねを目撃してしまったときの対処法

くねくねに遭遇したら、どうすればいいのでしょうか。

くねくねを目撃してしまった時の対処法について知っておきましょう。

ポイントは4つあります。

  • 見ないようにする
  • くねくねから離れる
  • 建物の中に入る
  • 人気のある場所に移動する

見ない・離れる

まず大切なのは、絶対に見ないこと。見てしまうと、その正体に気づいてしまう可能性があるんです。

正体を理解してしまうと、精神に異常をきたしてしまうかもしれません。怖いですよね。

それに、むやみに近づくのも危険です。正体を知ってしまう原因になりかねません。

ですから、もしくねくねに出会ってしまったら、急いでその場から離れることが一番大切なんです。

建物の中に入る・人気の多い場所へ移動する

次におすすめなのは、建物の中に入ることです。

くねくねは、その場から動かないし、追いかけてくることはないと言われているんですよ。

ただし、人気のない場所よりも、デパートのような人が多い建物の方が良いでしょう。

人がたくさんいる場所なら、精神的にも安心できますからね。

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目撃情報5選

ネット上にある、くねくねの目撃情報について、いくつかご紹介しましょう。

田んぼのくねくねと動く白い物体

投稿者が、秋田県にある祖母の家に帰省した時のことです。

兄と田んぼの周りを駆け回って遊んでいると、田んぼの先にくねくねと動く白い物体を発見しました。

兄は、双眼鏡を家から持ってきて白い物体を覗きました。

すると、急に兄の顔に変化が生じた。みるみる真っ青になっていき、冷や汗をだくだく流して、ついには持ってる双眼鏡を落とした。僕は、兄の変貌ぶりを恐れながらも、兄に聞いてみた。『何だったの?』
兄はゆっくり答えた。
「わカらナいホうガいイ……」
すでに兄の声ではなかった。兄はそのままヒタヒタと家に戻っていった。

引用元:佐々木高弘「民話の地理学」より

投稿者が気になって双眼鏡を覗こうとした瞬間、祖父に「あの白い物体を見てはならん!見たのか!?」と制止されます。

投稿者が見ていないと答えると、祖父はホッとした様子で、その場に泣き崩れてしまったそうです。

家に戻ったら、兄が狂ったように笑いながら、くねくねと体を乱舞させていたんだとか。

そして、祖母がこう言いました。

祖母がこう言った「兄はここに置いといた方が暮らしやすいだろう。あっちだと狭いし、世間のことを考えたら数日も持たん… うちに置いといて、何年か経ってから、田んぼに放してやるのが一番だ…」。僕はその言葉を聞き、大声で泣き叫んだ。

引用元:佐々木高弘「民話の地理学」より

投稿者は、兄を祖父母の家に残して帰ることになりました。

見送る祖父母と兄の姿。遠くなっていく兄の表情が気になって、投稿者は双眼鏡を覗きました。

すると、兄が笑顔で泣いているように見えたそうです。

そして、祖父母の家を後にした投稿者。

兄との思い出を振り返りながら、広々とした田んぼの風景を双眼鏡で眺めていたんです。

でも、そこで投稿者は、見てはいけないものを、間近で見てしまったというんです。

ここで、この話は終わります。

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田んぼの黒い物体

投稿者が、高校生が友人と自宅で遊んでいた時のことです。

母親が慌てて帰って来て、「田んぼに行かないで」と懇願しました。

好奇心から田んぼに行ってみると、黒い物体がくねくねと手足を動かしていたそうです。

目撃後、2人は泣きながら家に逃げ帰りました。

石切り場での白い人影

投稿者が社会科見学で石切り場に行った時のことです。

同じ班の生徒が「ヒヒヒヒヒ」と奇妙な声を上げて倒れてしまいました。

その生徒は「踊っている変な白い人影を見た」と言い、その後再び気絶してしまったそうです。

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お盆の田んぼ

投稿者が、姉と一緒に祖母の家に遊びに行った時の話です。

田んぼの周りを歩いていると、カカシの向こう側に、人ぐらいの大きさの白い物体がくねくねと動いているのを目撃しました。

姉が双眼鏡で詳しく見ようとしたところ、顔色が青ざめて倒れてしまったそうです。

両手首がキラキラと光る青年

投稿者が、毎朝のルーティンとして自宅のベランダから早朝ランナーを眺めていた時のこと。

気になるランナーがいたそうです。汗もかかず、呼吸もせず、足音も立てない男性がいたんです。なんだか変だと思いませんか?

その男性が気になって仕方がなくなった投稿者は、ある日思い切って外で待ち伏せすることにしたんです。

そうしたら、予想通りの時間に例の男性がやってきました。徐々に近づいてくる姿は、丸刈りの健康そうな青年でした。

でも、不思議なことに青年が近づいてきたとき、両手首に何かキラキラと光るものが見えたそうです。

そして、青年が通り過ぎる瞬間、やはり何の気配も音もしなかったんです。投稿者は恐怖でパニック状態に陥ってしまいました。

その後、少し落ち着いて様子を見ていると、今度は中年の男性が走ってきたんです。

驚いたことに、その中年男性の両手首、両足首、そして首にも、キラキラした透明の糸が巻かれていたそうです。

そして、もっと驚くべきことに、その男性が走る先には、体をくねくねと曲げながら糸をたぐり寄せる例の青年の姿があったというんです。

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